忍者ブログ
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
アクセス解析
バーコード
[23]  [18]  [22]  [21]  [20]  [19]  [17]  [16]  [15]  [13]  [12
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

また夢の話。
すごく短い。
宗教を盲信してたような夢でした。

オフレポはもうちょっと!

結果から言えばそれはつまりただのすれ違いで、例えば裏切りなんかでは決してない。
ただ、故意に起こしたすれ違いを裏切りと呼ぶのなら、きっと自分は裏切り者と呼ばれるのだろう。
良くも悪くも永遠の二番手というのはとても楽なのだけれど、とてもつらい。
もっとも高みに近いという優越感。
なのに決して届かないもどかしさ。
それがじくじくと痛み、実を腐らせていく。
すべて腐り落ちるのが怖くて、だからそうなる前に元を断ってしまうことにした。
気づかれないように、そして一瞬で。
紫色に変色した左腕だけをそこに置いて、僕は群がる人の山を駆け下りる。
頂上の太陽は自身のまぶしさ故に、頂点の人間しか見えていない。
その背中に隠れていた僕の姿は見えていない。
だから僕はこの群れを離れる。
陽光の恩恵を受けることなく、それなのに熱で焼かれるだけなら。
裏切り者に相応しい、誰の目にも届かない寒いところで一人凍り付いていよう。

嗚呼、まだ僕は貴方に期待をかけてしまう。
腕を落とし、足を切り取り、すべてを凍り付かせても尚。
残してきた腕が腐食して消えてしまう前に貴方が気付いてくれることを。
ここまで追ってきて、貴方の熱で氷を溶かしてくれることを。
群れを離れ、貴方を裏切り、こんな状態になってもまだ望んでいるのだ。
嗚呼、なんて

醜い。


いっそのこと、無理矢理にでも飛び込んで燃えてしまえば良かった。
救われなくて良い。
一瞬でも貴方に一番近づけたなら、きっとその間はしあわせだろうから。

今となっては叶わない永久凍土の下、僕は遠くなった貴方を見上げる勇気もなく、土に還ることもできず。
後悔と、わずかな安堵と、次第に崩壊する自我を抱えながら這い続ける。
PR
Comment
name 
title 
color 
mail 
URL
comment 
pass    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。
管理人のみ閲覧可   
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
凍り付いた人の数
プロフィール
HN:
煌夜
職業:
モラトリアム
自己紹介:
ラテ:短剣執事レンジャイ
TW:モナ真っ黒ミラ
持病:厨二病

とりあえずそういう事。
Zektbach
最新コメント
[09/30 慧提督]
[06/21 Fen]
[03/04 さぁ]
[02/11 Fen]
[01/29 Fen]
最新トラックバック
Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]